環境への取り組み生物多様性方針

地球環境問題への関心が高まるなか、地球温暖化とともに生物多様性の損失も深刻化しています。企業に対しても、「生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)」で採択された「愛知目標」の達成に向けた取り組みが求められています。さらに、2015年に国連総会で採択された「2030年に向けた持続可能な開発目標(SDGs)」のテーマにも含まれるなど、生物多様性保全への取り組みへの要求が世界的に高まっています。
キヤノンは、「共生」の理念のもと、生物多様性が持続可能な社会にとって重要な基盤であることを認識し、グループ共通の「生物多様性方針」を掲げて、さまざまな生物多様性保全活動に取り組んでいます。

生物多様性方針

基本的な考え方

キヤノンは、生物多様性が将来の持続可能な社会にとって重要な基盤であることを深く認識し、生物多様性に資する行動を推進していきます。

行動指針

  • キヤノンは、グローバルな視点に基づきつつ、多様な地域性に配慮して生物多様性の保全を図っていきます。
  • あらゆる事業活動に伴う生物多様性への影響低減や、生物多様性の保全につながる社会貢献活動に積極的に取り組んでいきます。

具体的な取り組み

  • 「生物多様性保全への自社技術、製品の活用」
    生物多様性保全活動やプロジェクトへの支援
  • 「事業所を中心とした生物多様性への配慮」
    事業活動を行う地域における環境影響の把握、動植物の生息/生育空間の保全
  • 「生物多様性を育む社会づくりへの貢献」
    地域社会と連携した生物多様性保全活動の推進、教育活動の推進

野鳥保護のための「バードブランチプロジェクト」の展開

バードブランチプロジェクトの一環として開催した従業員とその家族向けの講演バードブランチプロジェクトの一環として開催した従業員と
その家族向けの講演

キヤノンでは、生物多様性方針にもとづいた活動の象徴としてバードブランチプロジェクトを推進。キヤノン(株)下丸子本社では、広大な緑地「下丸子の森」を生かした生態系保全活動として展開しています。
初年度となる2015年は、巣箱や水浴用「バードバス」の設置をはじめ、ネットワークカメラによる定点観測や、あらかじめ設定したルートに沿って鳥類を調査する「ルートセンサス」の実施など、野鳥観察のための環境整備に取り組みました。
加えて、従業員とその家族を対象とした野鳥イベントを開催。下丸子の森に飛来する数々の野鳥を観察するとともに、「日本野鳥の会」による講演や親子対抗クイズ、羽根を使った実験などを行い、100人を超える参加者に生物多様性保全の重要性を知ってもらう機会になりました。
今後は下丸子本社での活動をモデルケースに、海外も含めた事業所に活動を広げ、グループ全体で生態系保全に取り組んでいきます。

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