金属 REPORT02鉄の処理

トナーカートリッジは主に、金属、プラスチック、トナーなどで構成されています。このレポートでは、材料再生システムのリサイクル工程で選別された金属”鉄材”の外部リサイクル処理にスポットを当てて紹介していきます。

図1. 材料再生システムで選別された鉄材料

①鉄材は、どこで処理している??

キヤノンでは、トナーカートリッジのリサイクル工程で選別された鉄材を、鉄・非鉄金属を専門としたリサイクル工場へ送っています(図1)。この工場では、主に自動車や家電製品などを受け入れており、鉄、非鉄金属(アルミ・銅・真鍮)、非金属(プラスチック・ゴム)の3種類に選別しています。この工場では、処理過程で発生する騒音や振動を抑えるため、シュレッダー(高速回転するハンマー)の周りに防音壁や振動防止装置を設置するなどの対応をしっかり行い、近隣環境への配慮も徹底しています。

②鉄材を、どんな風に処理している??

トナーカートリッジの鉄材は自動車や家電製品と共に、プレシュレッダーで荒く砕かれ、その後シュレッダーで細かく砕かれていきます。この時発生したシュレッダーダスト(主に非金属成分)は集塵機で吸引されていきます(風力)。次に破砕された材料は、磁力選別機によって鉄と非鉄とに選別されていきます(磁力)。トナーカートリッジの鉄材はこの工程で取り出されます(鉄スクラップ)(図2)。

③鉄材は、最終的にどうなった??

このようにして、キヤノンのトナーカートリッジのリサイクル工程で出てきた鉄材は、この工場で自動車や家電製品などと共に細かく砕かれて、鉄スクラップとなります。その後、製鉄メーカーに売却され、新たな鉄原料として生まれ変わります。
トナーカートリッジの鉄材は、埋立されることなく、新たな鉄製品の原料として社会的に資源循環していきます(図3)。

図2 シュレッダーで砕いた後、磁力選別機を使って鉄材を取り出していく 図3 選別された鉄材が、新たな鉄製品の原料として生まれ変わり社会的に資源循環していく


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