資源循環は、なぜ重要?

例:金1tにつき約100万tの廃棄物(精製残)がでる

ひとつは、資源は有限だからです。近年、メタンハイドレートやシェールオイルなどの新資源が話題になっていますが、採掘コストや環境破壊など問題を抱えています。人類が持続的に発展していくには、限りある資源を有効利用していくことが不可欠です。もうひとつは、廃棄物問題です。年々増加の傾向にあり、2050年に世界の廃棄物は200億トン以上になると言われています。廃棄物を削減するためにも、資源循環を進めることが極めて重要なのです。

資源の生涯を、長く延ばす

製品を構成する材料を、資源として継続使用

資源循環の実現のために行わなければならないのが3Rです。その中で環境負荷が少ないReduce(廃棄物の発生抑制)が基本です。Reuse(再使用)、Recycle(再資源化)の優先順位に従って取り組んでいくことが基本となります。
では、「リサイクル」の次の工程は何でしょう?キヤノンでは、リサイクルの次の工程もリサイクルだと考えています。ここで廃棄すれば、資源を失うことになるからです。このリサイクルを何度も何度も繰り返し、資源の生涯を長く延ばしていく仕組みが重要だと考えています。

リサイクル製品より、リサイクルの仕組みが重要

ステージに基づいたイメージ図

例えば、再生材料を100%使用した製品があるとしましょう。一見、効果的に資源が循環しているように思われるかもしれません。でも、この製品が使用済みになったとき、その製品を構成する材料がリサイクルされる仕組みがなければ、その材料が廃棄物になってしまうことにつながり、資源循環としては不十分です。つまり、資源循環のために重要なのは、回収品を何度でもリサイクルできる「仕組み」にあるのです。

環境統括センター所長 特別インタビュー

(3分55秒)

資源循環の重要性や、具体的な取り組みについて、環境統括センター所長の古田に聞きました。

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