環境への取り組み事業所を中心とした活動

キヤノンは、世界各地の事業所においても生態系や野生動植物への影響を考え、動植物の生育空間の保全に配慮し緑地の整備などを進めています。

継続的な生態調査にもとづく生態系保全活動

キヤノンリサーチセンターフランスでは、敷地内の緑地を整備するとともに、専門家による事業所内の生態系調査を定期的に実施しています。
研究所設立20周年時の緑地整備にあたり、鳥類保護を目的とする国際NGOバードライフ・インターナショナルの協力を受け、事業所内の植物、鳥、チョウ、トンボ、コオロギなどの種類の調査を行っています。
2011年と2015年の調査結果を比較したところ、植物が59種から74種、鳥が26種から27種になるなど、すべての種類が増加していることが確認できました。また、ブルターニュ地域で絶滅危惧種に指定されている植物「Orchis ustulata(ランの一種)」が敷地内で確認されました。
今後も定期的な調査を実施するとともに、生態系保全活動を進めていきます。

敷地に咲くOrchis ustulata敷地に咲くOrchis ustulata

キヤノンリサーチセンターフランスキヤノンリサーチセンターフランス

事業所敷地内で緑地を整備

キヤノンでは、各事業所内において緑地整備を推進しています。キヤノン(株)下丸子本社に「下丸子の森」を整備するほか、玉川事業所、矢向事業所、川崎事業所など、都市の貴重なエコロジカルネットワーク形成の役割を担う多摩川周辺の各事業所においても、緑地維持に取り組んでいます。
こうした各地の取り組みが評価され、2015年には、一般財団法人日本緑化センターが主催する「第34回工場緑化推進全国大会」において、キヤノン電子赤城事業所が「経済産業大臣賞」を、大分キヤノン大分事業所が「日本緑化センター会長賞」を受賞しました。
キヤノン電子赤城事業所は、約15haの敷地に緑地を整然と整備し、「森の中の工場」を理想に掲げ、従業員が主体となって緑地整備を実施。約60種類、1万5,000本の植樹を行うなど、周辺高原地帯に調和した緑化を実現し、生物多様性にも貢献しています。また、地元の小中学校を対象とした工場見学会で工場緑化の取り組みを紹介するなど、環境教育にも役立てています。
大分キヤノン大分事業所は、周辺立地環境に配慮し、総合的な緑化計画にもとづいた工場緑化を推進。敷地内に「キヤノンの森」と呼んでいる自然林を保全し、ビオトープの整備など生物多様性の確保に努めています。また「ニホンキジの放鳥活動」や「春の桜ウォーク」など、工場緑地を活用したイベントを積極的に開催しています。

キヤノン電子赤城事業所外周の樹木キヤノン電子赤城事業所外周の樹木

大分キヤノン大分事業所の敷地につくられたビオトープ大分キヤノン大分事業所の敷地につくられたビオトープ

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