ACTION for GREEN|キヤノンリサーチセンターフランス研究所の緑地を鳥の楽園に

「鳥の名前」 敷地内で見られる「ヨーロッパコマドリ」
©Ph. PULCE, LPO

BIRDS(Biodiversity Improvement on R&D Site) Project

キヤノンリサーチセンターフランス(CRF)では持続可能な敷地管理と計画により生物多様性を保全することや、社員の環境意識の向上のために2011年に「BIRDS(Biodiversity Improvement on R&D Site)Project」を開始しました。従来の見栄えを重視した敷地管理から、野鳥の給餌台や巣箱の設置、緑地の刈り込み頻度の削減/管理用薬剤の使用中止、保存果樹園、昆虫や動物の保護シェルターの設置、人工池の整備など生物多様性を重視したものへ大きく転換しました。また、プロジェクト名称を社員の公募で決定したり、野鳥や昆虫をテーマとした社員イベントを開催するなど社員がプロジェクトに参加できる運営で社員の環境に対する意識の向上を促しました。

成果

本活動はフランスのNGOであるLPOと協力して進めており、敷地内の生物状況の観察調査を丸3日かけて実施しています。その結果、2011年から2015年の5年間で鳥、植物、昆虫の種類が111種から140種に増加しました。LPOの方からは「ブルターニュの絶滅危惧種に指定されているOrchis brûlé(蘭の一種)が見られたのは素晴らしい」とのコメントをいただいています。

持続環境推進部門のFrédérique EHRMANN-PATINさん

Frédérique EHRMANN-PATINさん

BIRDS Projectの目標の一つはCRF事業所内の生物多様性の向上です。活動をはじめたばかりの頃は、わからないことが多く、苦労することもありましたが、外部NGOと協力しながら活動の幅を広げてきました。継続した活動によって事業所で観測できる鳥や昆虫が増えていることをとてもうれしく思います。今後はもっと多くの社員が参加できるイベントの企画などを通してBIRDS Projectの規模をさらに大きくしていこうと思います。

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